宮島旅行記 そのさん
10月の、札。
腹イッパイになったところで、「見頃」な紅葉を求めて山登りしますよ。
まぁ山登りと言っても、目的地は歩いて10分くらいです。 見所が所狭しと並んでるカンジ、宮島。
歩いてる途中で、五重塔をぱしゃり。
実は厳島神社に行く前に撮った五重塔、近すぎる場所から見上げて撮ったんで、屋根の形しか見えないとか(笑)。 なので撮り直し。
がっつんがっつんと坂道を登っていきます、ちらほらと紅葉が見え始め、も少し進むとそりゃまぁ素敵な彩り!
そしてやっぱり、あちらこちらに鹿がいます。
川にざぶりと入って向こう岸に渡っていくのを見た時には、思わず「寒い寒い」と言ってしまったQ州人。(※1)
結構な人が通る道を渡りたいのに渡れなくて、オロオロする小鹿を発見。
茂みでオロオロ、木の根元でオロオロ。
ん?
ちょっと君、待ちたまえよ。 その場所は、まさか………!
紅葉の木の下。
これぞ正に、花札十月10点札の「紅葉に鹿」。
良い感じに向こう向いてます、これがシカトの語源なのだね。
…いや、オロオロしてるだけなんだけどね。
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※1 この日、私はずっとマフラーを装着してました。 他の観光客でマフラーしてる人いなかったよ、何でー。
気が付いたら、引いちゃってるんですが。
見事な紅葉をバシバシ撮りつつ、もと来た道を戻っていきます。
途中、安納芋を焼き芋で出してる店があったので、お試しサイズのもので珈琲ぶれいく。
芋、旨あああああああいっっっ!!
そして厳島神社まで戻ってきて………
………
………ちょっと、ねぇ
………景色がさっきと違わんかい?
いつの間にか、スッカリ引き潮。
「ざぶんざぶん」は、どこいった…!!?
君(達)に、逢えない…。
スッカリ堪能して疲れたのと、14時半だというのに、まだまだどんどんやってくる観光客に気圧され、予定より 1時間早く出発する事に決定。
帰りの新幹線まで、どこで時間潰そうか。 → 宮島口はどうだ。 → 改札の外には待合室みたいなのないよ、寒い…。 → とりあえず徳山まで行こう、徳山だったら待合室みたいなのあった気がする。 運がよければ 1本前の新幹線に変更できるかも知れんし。
てなワケで、とりあえず山陽本線で徳山まで出ました。
降りてから緑の窓口で列車の変更が利くか訊ねたら、「あと 1分で出ますよ…!」だと、そりゃ間に合わんっす(笑)。
大人しく、本来乗るべき新幹線を待つ…。
…ワケはない。 撮る、撮るぞ…!!
とりあえず、その「1分後」に来ると言われた新幹線でも撮るか、とホームに上がってみました。
入ってきたのは N700(※2)だったのですが。
向かいのホーム、向かいのホーム! この日初めて見た 500系!!
ぐおおお、顔撮らせろ…!! と走ってあっちのホームに向かいましたら、過ぎ去る後姿が見えましたとさ…。
私、茫・然・自・失☆
くおおお、大人しくこっちのホームの端から撮れば良かったああああ……… orz
自分が乗る新幹線(700系レールスター)が来るまでの間、ホームをウロウロしてたら、100系が来たり、500系が通り過ぎたりせんかな…と、ほんのり期待を胸に抱いて待機。
そしたら、何と…!!!
来るもの来るもの、全てレールスター。 通り過ぎるのは N700。
ぬおおお…、ココが博多なら、博多なら…!! Q州新幹線も在来線も見放題だったのに…!!
とか言ってても仕方ないんで、大人しくレールスターに乗り込み、居眠りしつつ博多南へ。
博多で待ちの間に 800系つばめのボディを眺めてましたら、真横を通っていく 100系…。
うおおおい、今、ココでか…!!! 中からは撮れんっての…!!
まぁ、そんなこんなで博多南に到着する頃には、しっかりスッカリ日も暮れて。
乗ってきたレールスターが車両基地に行くまでホームで待機して、そこにいた 300系を、(またもや)夜景モードでぱしゃり。
行きと違って、目が赤いです。 後ろ向き。
何だか以前も書いてた気がしますが。
300系や 500系の、メタルヒーローの様な顔が好きなのです。 特に 300系は正面顔も横顔も、大変好み。 ナデタイ。
博多南駅のクリスマスモードを撮りつつ、ごぼ天うどんをつつきつつ、帰路に着きましたとさ。
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※2 私が「顔が靴下みたい」と言ってたら、親が覚えてしまったN700系。 ちなみに 700系はカモノハシ。 これは、まんまモチーフですが。
← 10月に車両基地で撮った 500系正面顔(ただし後ろ向き)で締める。