金沢旅記 巻の参 (2010年10月23日〜24日)

金沢旅記 巻の参

「予想GUY、デス」の巻

 兼六園下バス停で降車し、垂涎さながらの様子で石川門へと吸い寄せられる。
見上げると、なにやら工事中。 また工事中か・・・(※)と少しばかり肩を落としながら、少し周りを歩いてみる。
※今まで訪れた和洋の城(城跡含む)の中で、工事中でなかったのは城・城跡各1つのみ。 もはやジンクスなのではと疑わずにはおれない。

 ここで、はたと気付く。 あの石川門は、道路を挟んで向かい側の、道路上方の橋からしか入れない・・・・!!!?

 道を渡ろうにも、横断歩道は両サイドかなり先。
石垣の横は登れんものかと探すが、「ここから先は立入禁止」の看板ばかり。
何てことだ、まさかの「外から眺めただけ」観光・・・・!?
そんな事はあってはいけない。 城だぞ櫓だぞ。 石垣だけ見て終わりましたなんて、あってたまるものか・・・!!
 何とかして侵入しようと、とりあえず石垣に添って歩いてみる。 どうやら半周先くらいから、中に入れそうなのだが・・・。

34KB:石川門  27KB:石垣

 やっと入れそうな場所に辿り着き、林の中の道を抜けて三十間長屋に到着。 中を覗く。
・・・うむ、古い道場と同じにおいがする。

 なんだかぐったり疲れてしまったので、しばし休憩してから五十間長屋へと足を運ぶ。

「菱形怖ぇええ・・・!」の巻

16KB:五十間長屋

 五十間長屋と櫓の中を見学する。
 念のため。 写真を撮った全建物内で、先に撮影許可を頂いている。 後からトラブルになりたくない故に。
どこも快諾して下さった。 有難い。

 菱櫓は、全てが菱形でできている櫓。 床も菱形、柱も菱形、手すりも菱形、階段も菱形。
 階段を目にした時、60度の傾斜と、その踏み台の狭さに肝が冷えた。
写真ではあまり分からないが、踏み台は奥行 20cm 程しかない、多分。 高所恐怖症の方には、お勧めできない場所だ。
斯く言う私は、肝が冷えたと言いつつ好奇心が勝ってしまい、手荷物(親への土産の佃煮)を持って上ってしまった次第。
上から撮っても(写真右)、ただの遠近感にしか見えず、残念至極・・・。

27KB:階段  27KB:階段  26KB:階段

 櫓を堪能した後、今度こそ石川門へ。 石川門内部も公開されていたので、中を覗く。
・・・うむ、古い道場と同じにおいがする。(2回目)
 梁ばかり撮っていたので、つまづいてしまったのは秘密。 「上を向いて歩こう」も、時と場合による。

23KB:石川門  24KB:梁

「1日目メインイベント」の巻

 兼六園下からバスで金沢駅へ戻り、荷物を取り出してホテルへ。
コンビニで買ったツナ握りを食して1時間半ほど仮眠し、迷いつつもライブ会場へ到着。
 「金沢で会いましょう」の言葉通り、金沢で御大との再会。
御大の歌を堪能する。

 ライブ終了後、ホテルに戻って「オマケ用ポストカード」を描いて床に就く。

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